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番組HPより)
古代史ミステリー!奈良飛鳥の古墳を自転車で回りつくす。丸に四角に八角形。形から見えてくるのは古代の壮大なロマンだった!大化の改新と古墳の驚きのつながりもご紹介!
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奈良県明日香村にある飛鳥時代のいろいろな古墳を巡り、古墳の形の謎に迫った回です。
四角形、八角形、円形などいろいろな形の古墳がありましたが、それぞれ、その形をしている理由があって興味深かったです。
その中で、四角形から八角形に変わった変わり目となる大事件があり、それが、645年の乙巳の変(いっしのへん)だということです。
乙巳の変は、「大化の改新」のクーデターの始まりの事件で、中大兄皇子らが蘇我入鹿を暗殺して、蘇我氏本家を滅亡させた政変。
蘇我氏が権力を誇っていた年代は、蘇我氏が渡来人の最先端の技術を独占できたと考えられ、当時、東アジアの国際標準に合わせた四角形としたと考えられるそうです。
大化の改新後、天皇の陵墓は八角形に変わっていきますが、八角形には、四方八方、あまねく国土を統治するという意味が込められているということです。
古墳の形からその時の社会の状況が見えてきて面白かったです。