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番組HPより)
児童文学作家・岡田貴久子と8匹の猫の慈愛あふれる穏やかな日々。
8匹の猫に囲まれ横浜に暮らす、児童文学作家・岡田貴久子さん。
16歳の兄弟猫・コタロとマシロをはじめ、いずれも引き受け育てているのは保護猫だ。
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児童文学作家・岡田貴久子さんと猫たちとの日々を綴った回です。
岡田さんは横浜市の自宅で総勢8匹の猫と暮らしていて、にぎやかな毎日でした。
パソコンに向かって1行書いては猫たちにご飯をあげ... と、いつもぶつ切りに寸断されながら執筆しているそうですが、そんな日々が岡田さんは幸せだそうです。
8匹の猫は全員保護猫で、古株のコタロとマシロは、共に16歳の兄弟猫。コタロは警戒心が強く、マシロはのんきだそうです。8匹は個性があって可愛い猫たちでした。
朗読された書下ろしのエッセイは、「ニャルペディエム 今の今を生きる」というタイトルでした。「Carpe diem(カルペディエム)」というラテン語のことわざがあり、訳は「この日を摘み取れ」、つまり「今日を生きよ」という意味だそうです。
ニャルペディエムは、これを文字ったもので、くよくよと将来を思い悩む人間に対して、昔から猫はCarpe diemを実践し、今の今を生きていることを綴ったエッセイでした。今を生きる猫の強さと、明日への展望や懐かしい思い出がないと今が危うい人の脆弱さを表していて印象的でした。