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番組HPより)
海風になびく、たくさんの黄色いハンカチ。舞台は長崎・島原半島を走るローカル線の小さな駅。ホームの裏手には有明海。無人駅だが絶えず人が訪れ、ハンカチに願いを書き、ホームに取り付けていく。
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長崎・島原鉄道の大三東(おおみさき)駅を訪れる人にお話をうかがった回です。
海沿いにある小さな無人駅ですが、ホームのすぐ近くが海で、景観を遮るものがないことから「日本で一番海に近い駅」と言われるそうで、多くの人が訪れていました。
黄色いハンカチに願い事を書き込んで、ホームの展示場所に吊るすことができ、そこにずらりと並んで風になびくたくさんのハンカチが、
青い空、青い海に映えて、とても爽やかでした。
そんな風景に触れようと、各地から人が訪れ、また、地元の人もこの駅に愛着を持っている方が多くいました。
約30年前に雲仙普賢岳の噴火を経験した70代の男性は、列車から花畑を楽しんでもらいたいと、線路のすぐ近くで花を育てられていて、この駅を見守るような眼差しで話されて印象的でした。