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番組HPより)
渡部豪太が演じるハルさんと、地元の人たちで作るドラマ。
今回は房総半島の南端、館山へ。築97年の元銀行と聞いて訪ねたが、ハルさんの知る大正のころの銀行建築といえば石やレンガの堅固な建物で、今回は赤い屋根と白い木の壁。かわいい建物ではあるが、イメージとは正反対…。ハルさんは次々と現れる謎とハルさんは格闘することになる。
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再放送を視聴。
古い建物のカフェを巡ってブログを書いている主人公が、千葉県館山市にあるカフェを訪れた回です。
そのカフェは、白い壁に赤い屋根が乗った、木造でつくられた可愛らしい洋館の建物でした。
築97年の元銀行の建物だということですが、「堅固であるべき元銀行の建物なのになぜ木造建築?」「角地じゃないのに、土地の角を切る「隅切り」がなぜされている?」など、いろいろと謎の多いカフェで、主人公の頭を悩ませました。
そこへ、その経緯を知る地元の男性が現れて、お話をうかがうことができ、謎がぜんぶ分かってすっきりした様子でした。
それによると、もともと別の場所の角地にあった建物を移築してきたものだそうです。また、当時の地方銀行は、中央の銀行と違って、地元の調達できる資材でつくったため木造建築が多かったということです。
この建物は、その男性の働きかけで登録有形文化財に登録されたそうで、地元の人たちに親しまれて残されてきた味わい深いカフェでした。