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番組HPより)
平安時代最大の反乱「平将門の乱」。国に反旗を翻し、瞬く間に関東を支配した将門の強さの秘密が地下に眠っていた!?巨大送風機の実験や最新研究から将門の実像に迫る。
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平将門の実像に迫った回です。
将門は、大河ドラマ「光る君へ」の約100年前の平安時代を生きた人物だということです。
将門は関東の一豪族ですが、「桓武平氏」と呼ばれる天皇の子孫の一族で、また武勇に優れていたため、関東の豪族たちから一目置かれた存在だったそうです。
当時は、降水量が少なく干ばつが広がっていた時代で、そんな中、国の税制度を悪用する国司たちがいて、これに怒った豪族たちが国司と対立し、たびたび争いが起きていたそうです。
このとき将門が、地域の調停者として国史と豪族の仲介をし、争いを止めようとしたそうです。
そんな地域のために尽くし、無類の強さを誇った将門が、なぜ反乱を起こし、そしてなぜ敗れたのか?
ある時、将門は調停して争いを止めようとしたところ、国司側から激しい挑発を受けて戦いになり、やむなく国府を焼き討ちに。これが国への反乱と受け取られて、反逆者の親玉とみなされたということで、悲劇で起こった反乱でした。
反乱を起こした将門は、1か月で関東を支配しますが、その2か月後に戦いに敗れて討ち取られたということです。戦いに敗れた一因は、そのとき強い風が吹いていて、風下にまわったため劣勢になったと考えられるそうです。
反逆者というイメージで伝わりますが、周りから一目置かれ、地域のために尽くそうとした武将だったことを知りました。