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番組HPより)
鹿児島のシンボル、桜島。いまも活動を続ける活火山で人々はなぜ暮らすのか?その秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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鹿児島県の桜島を訪れ、世界有数の活火山なのに、なぜ人は桜島で暮らすのか解き明かした回です。
活発なときには1日2~3回のペースで噴火することがあるにもかかわらず、島の間近に60万人が暮らす鹿児島市街地が広がり、島内には約3500人が住んでいるということです。
桜島は、北岳と南岳の、時代の違う2つの山からできているということです。北岳は古い山で火山活動は止まっていて、現在噴火しているのは南岳だそうです。
島内の暮らしを見ていくと、灰を捨てる専用の袋「克灰袋」が住民に配られ、ゴミステーションのように「灰ステーション」があったり、
噴石などから身を守れるように「退避濠」があちこちに設けられていたり、この島ならではの独特の暮らしがうかがえました。
それでも人々が桜島で暮らすのは、大きな理由に特産品があるためということです。
有名な特産品である桜島大根のほかに、じつはもう一つ名産があり、それは初めて知るものでしたが、世界一小さいとも言われるある果実でした。
灰が降るにもかかわらず、なぜ特産品の生産が根付いているのか?
それには、多くの人が勘違いしているある事実があるということでしたが、桜島のイメージが少し変わる意外な事実でした。
桜島に暮らす人々が、火山とうまく付き合いながら、火山活動が生み出す恵みを受けて暮らしていることがよく分かりました。