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番組HPより)
宮崎県南部の猪八重(いのはえ)渓谷。谷には250種以上のコケがびっしりと生え、日本有数の“コケの楽園”となっている。
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宮崎県の猪八重(いのはえ)渓谷で春、渓谷を覆うコケと生きものたちを見つめた回です。
猪八重渓谷は、河原に意外と陽が射し込むのと、水しぶきをあげる滝がいくつもあって湿気が多いのが特徴で、日本有数のコケの楽園となっているということです。
日本で数か所でしか確認されていない珍しいコケや、木の枝に垂れ下がるコケ、葉っぱの表面に生えるコケなど、個性的で多様なコケが見られました。
そうしたコケが、小さな生きものたちの栄養になったり、土のない場所でも若木を成長させたり、鳥の巣の材料に使われたりして、コケが森全体を支えている貴重な渓谷でした。