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番組HPより)
千葉県と茨城県の県境を流れ、太平洋に注ぐ、日本第二の大河・利根川。冬、利根川下流に集まる生きものたちの姿を見つめる。
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冬の利根川下流に集まる生きものたちを見つめた回です。
日本第二の長さの大河で、川幅1キロにもなる河口付近には冬、たくさんのカモメが集まり、日本有数のカモメの越冬地になっているということです。淡水と海水の入り交じる河口付近は魚が豊富で、カモメの他にも、カンムリカイツブリやヒメウなど鳥たちが魚を捕まえようと熱心に潜っていました。
河口から10キロほど遡った川岸にはヨシ原が広がっていて、カワラヒワやモズなどの鳥のほか、食べ物を探して歩き回るタヌキも見られ、さまざまな動物が集まっていました。また、ヨシ原の環境が少なくなってきている中、ここはタカの仲間、チュウヒの貴重な住処になっているそうで、広大なヨシ原の上空をチュウヒが悠然と舞う様子が見られ、大切な光景に思われました。