NHKファミリーヒストリー「大森南朋~我が道を歩いた 先祖たちの背中~」

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番組HPより)
父方の先祖は加賀藩前田家の筆頭家臣に仕えた武士。祖父は海軍の参謀まで務めた軍人。激戦地で壮絶な最期を遂げていた。その子で南朋の父・麿赤兒は母も病に倒れ、親を知らずに育つ。母は新宿の名物喫茶で「女王」と呼ばれた女性。常識にとらわれない生き方を貫いた。

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俳優・大森南朋さんの家族の歴史をたどった回です。

父は舞踏家の麿赤児さん。
母は若い頃、新宿の名曲喫茶で「女王」と呼ばれた女性で、父も母も常識にとらわれない生き方をしてきた方でしたが、さかのぼって先祖をたどると、真面目な人たちが多くて意外でした。

南朋さん自身は、両親の影響を受けながらも、自分や父にそうした真面目な一面もあると感じていると話されて、実直な人が多い家系であることを納得されている様子でした。

父と母が出会ったのが、名曲喫茶の草分けとされる新宿の喫茶「風月堂」だったそうです。役者を目指していた麿赤児さんは、ここで唐十郎とも出会い、彼の劇団に加わったということです。
当時、風月堂には、新しい芸術を模索する画家や音楽家、作家などが出入りしていたそうで、何かを創り出そうと情熱を傾ける人たちが集まる雰囲気が良いなと思いました。
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