(番組HPより)
日本で、日々行われている発掘調査。地中から掘り出されるさまざまな「遺物」は、文字が無い時代のことを雄弁に伝えている。縄文・弥生・古墳時代の「モノ」が語る秘話。
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縄文・弥生・古墳時代の古代遺物から読み解ける物語を紹介した回です。
縄文時代の土偶・土器、弥生時代の銅鐸(どうたく)、古墳時代の鎧(よろい)にまつわるお話で、どのように使われたかなど長い間謎だったことが、新たな発掘から研究が進み、分かってきたということでした。
古墳時代では、2013年に群馬で古代のよろいがほぼ完全な形で見つかり、それは火山の火砕流に飲み込まれた可能性があって、よろいだけでなく周りの痕跡もよく残っていて、人物の年齢や被災した時の状況など、いろいろなことが具体的に分かって貴重なものでした。
よろいを着ていたのは、これまで戦士と考えられてきましたが、別のある身分だったと考えられるそうで、なぜよろいを着ていたのか、専門家らが当時の状況を推測して興味深かったです。