(番組HPより)
弘法大師・空海が開いた真言密教の聖地、和歌山県の高野山。寺院を取り囲むように針葉樹を中心とした森が広がる。秋の高野山で命の営みを見つめる。
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秋の高野山に息づく生きものを見つめた回です。
寺院の周りに広がる針葉樹中心の森は、寺の建築材に使うため1000年も前から人の手で植えて育てられてきた日本最古の人工林ということです。
秋、木々がつけるたくさんの実を求めて様々な鳥などの生きものが集まり、夜になると、ムササビの姿も。
樹齢600年、高さ40メートルの杉の大木が立ち並ぶ森は、ムササビにとって格好のすみかだそうで、夜の森を活発に動きまわり、木から木へ飛び移る可愛らしい姿が見られました。