(番組HPより)
北海道東部、屈斜路湖。火山活動によって生まれた日本最大のカルデラ湖だ。活発な火山活動が今も続く。絶景の湖で繰り広げられる、命の攻防を見つめる。
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初夏、北海道・屈斜路湖の生きものたちの営みを見つめた回です。
火山の噴火によってできた湖は、今も火山活動が続いていて、硫黄分を含んだ強い酸性の水が流れ込むところもあり、生きものが暮らしていくには厳しい環境ということです。
ウグイは、そんな酸性の強い場所でも生きていくことができる魚だそうで、群れで泳ぐたくさんのウグイが見られました。
湖の浅瀬では、産卵のために集まるウグイとそれを狙うキタキツネが、湖面では、羽化して飛び立とうしているカゲロウとそれを襲う魚たちが攻防を繰り広げ、初夏の湖でそれぞれに命をつなごうとするドラマがありました。