NHK自然へのいざない「火山地帯の不思議な鳥セレベスツカツクリ~インドネシア」

- 映画・テレビ鑑賞
再放送を視聴。
赤道直下、インドネシア・スラウェシ島に生息する鳥、セレベスツカツクリを見つめた回です。

セレベスツカツクリは、ニワトリほどの大きさで、全体が黒色にお腹がピンクがかった白色のシックな風貌をした可愛らしい鳥でした。

この島で独特の進化をとげた鳥で、地上を歩きまわって暮らし、繁殖期、一風変わった方法で卵を温めるそうです。

それは、地中に卵を埋めて温めるというものでした。
スラウェシ島は火山活動が活発で、温泉が周りの土地を温めるため、このような地熱で卵を温めるという繁殖方法を可能にしていました。

卵は産みっぱなしでまったく子育てをしないそうです。
卵は穴の中で2~3か月という長い時間をかけてゆっくりと成長し、ヒナは殻から出た時すでにかなり大きくなっていて、土の中から出てくると、自分の力だけで生きていくそうです。

周りの環境を見事に利用し、地面に穴を掘り、地熱を利用して卵を温めるという独特の繁殖方法で、たくましく生きる鳥でした。
続きを見る >>