(番組HPより)
カナダの海に、その不気味な姿から「幽霊ザメ」の異名を持つ奇妙な深海魚が暮らす。ギンザメの一種、スポテッドラットフィッシュだ。
ギンザメの仲間は、ふつう水深200mを越す深海に多く生息するが、カナダ西部のバンクーバー島周辺の浅い海では、最近、大群の目撃が相次いでいるという。幽霊ザメの不思議な暮らしに迫る。
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幽霊ザメと呼ばれるギンザメの仲間、スポテッドラットフィッシュの謎の暮らしに迫った回です。
番組では怖いイメージで紹介していましたが、体長60cmぐらいの小さなサメで、可愛らしい印象でした。
謎の一つが、水深200mで暮らす深海の魚が、なぜかカナダ・バンクーバー島の浅い海に出現していることで、その理由を解き明かしたところ、バンクーバー島周辺の特殊な海の環境が関係していました。
もう一つ、最大の謎が、ギンザメの仲間だけが持つ「前額把握器」という器官で、その役割は謎でしたが、今回、この器官が使われる瞬間を世界で初めて撮影。意外な使われ方をするものでユニークな器官でした。