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番組HPより)
日本三大急流の一つ球磨川が流れる人吉市。清流には多くの魚が生息しアユの刺し網漁は秋の風物詩だ。最近この街で人里では珍しい渓流の鳥・ヤマセミがよく見られると注目を集めている
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日本三大急流の一つ球磨川(くまがわ)が街を流れる、熊本県人吉市の里山の風景を見つめた回です。
最近ある貴重な鳥が暮らす街として注目を集めているそうです。
その鳥とは、日本最大のカワセミの仲間「ヤマセミ」で、白黒のまだら模様が特徴的な可愛い鳥でした。
通常は深い山奥に暮らし、人里ではまず見かけない鳥だそうですが、人吉市ではその姿をよく見かけ、市街地だけでも毎年5組ほどが繁殖しているということです。
ヤマセミが集まる秘密は、球磨川にあるそうです。
全国でも有数の水がきれいな川にはアユやウグイなどが暮らし、ヤマセミにとって獲物が豊富な川で、さらに街中に幾つも架かる橋が、狩りの際の絶好の足場になるため、ヤマセミが人の生活のすぐそばで暮らすようになったということです。
また、地元の漁師が魚を捕るため網をかけていた竹竿も、ヤマセミが狩りの足場に利用していて、このため、中には漁期を終えてもヤマセミのために竹竿を川に残しておく漁師もいるそうで、微笑ましく思われました。