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番組HPより)
日本に世界自然遺産が誕生して今年で30年。シャチやヒグマなど、巨大生物がひしめく北海道の知床半島を特集。
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北海道の知床半島の海や陸で見られる巨大生物を特集した回です。
世界自然遺産・知床の最大の特徴は、さまざまな巨大生物が集まることだそうです。
海では、世界最大のタコ、ミズダコや巨大魚オオカミウオなどのほか、シャチが大集結する光景が見られました。
どうしてこれほど多くのシャチが集まるのか?
流氷の海で育った動物プランクトンのオキアミを求めて魚やイカが集まり、その魚やイカを求めて多くのシャチが集まっているということです。
さらに、そのたくさんのオキアミを求めてやって来た、巨大なナガスクジラも見られました。ナガスクジラは、体長20mを超える地球上で2番目に大きな生物で、数年前から知床の海に姿を現すようになったということです。
陸の巨大生物では、ヒグマや世界最大級のフクロウ、シマフクロウが見られました。
ヒグマたちは、夏は食料不足でやせ細りながらも、秋に川を遡ってくるカラフトマスを捕まえ、冬の冬眠・出産に備えて栄養を蓄えて、厳しい自然の中で懸命に命をつなぐ姿がありました。