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番組HPより)
始皇帝の死後にすい星のように現れた二人の英雄、項羽と劉邦。
二人は天下をかけて激突する。項羽は軍事の天才だったが最後に勝利したのは劉邦だった。その理由は何なのか?
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有名な「四面楚歌」のエピソードにつながる二人の英雄の戦いに迫った20分番組で、興味深かったです。
楚の国の項羽と漢の劉邦は、長きにわたり戦いを繰り広げますが、
劉邦は、戦の天才である項羽に連戦連敗。
かたや項羽は、小規模な戦いで勝ち続けはするものの、劉邦に決定的な打撃を与えることが出来ずにいて、その間に、劉邦は中国各地の勢力を味方に引き入れる周到な計画を進めていたそうです。
そして、雌雄を決する「垓下(がいか)の戦い」で、大軍勢を率いた劉邦が勝利。
夜、項羽の軍を囲む劉邦の軍から楚の国の歌が四方から聞こえてきて、項羽は、劉邦の軍に楚の国の人が多いと思い込んで失望し、戦意を喪失したということでした。