​NHK 歴史秘話ヒストリア「そして“能”は生まれた 世阿弥 時代を超える戦略」

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(番組HPより)
室町の巨人・世阿弥。伝統芸能の最高峰にして現存最古の演劇「能」を完成した人物だ。時代を超え人々の心を動かしてきた世阿弥は、どのようにして600年続く芸術を作り上げたのか。

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室町時代、世阿弥がどのようにして「能」を作り上げたか、その歩みをたどった回です。

世阿弥は、奈良の猿楽一座に属する観阿弥の子で、それまで猿楽として滑稽さを楽しんだ踊りや歌を、深いテーマ性を合わせ持った深い芸術「能」に生まれ変わらせたということです。

少年時代に足利義満の目に止まり、いつも義満が世阿弥をそばに置いたそうですが、そんな義光との関係に変化があってから、世阿弥は己の芸を見つめ直し、新しく「能」を作り上げていくことに。さらに、ライバルたちが次々と現れたことで、更なる高みを目指す試行錯誤を続けたそうです。

そんな「能」と向き合う姿勢は、世阿弥が記した書物「風姿花伝」を通じて現代の人たちも影響を受けていて、宇宙飛行士やテレビショッピング元社長の方たちから紹介がありました。有名な「初心忘るべからず」も世阿弥が残した言葉でした。
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