概要(Amazonより抜粋)
芥川龍之介の短編「藪の中」をもとに、黒澤明監督が映像化。
三船敏郎、京マチ子、志村喬ほか出演。
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門の下で雨宿りする人たちが、遭遇した奇妙な出来事について語りますが、そのもったいぶった言い方に続きが知りたくなり、冒頭から惹きつけられました。
人間の醜い部分を浮き彫りにしている物語だと思いますが、演者たちが、人間の2つの側面を演じ分けていているのがすばらしかったです。
戦いのシーンも、泥臭い戦い方で鬼気迫るものがありました。
場面の切り替わりでは、どしゃぶりの雨と照りつける太陽の対比など、場面と天気が結び付けられているのが印象的でした。