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番組HPより)
肉入り炊き込みごはんに、ラム肉の串焼き。舞台はパキスタンの首都イスラマバードにある、アフガニスタン料理のレストラン。1年半前、アフガニスタンでタリバンが権力を握ってから40万人以上が隣国パキスタンに逃れてきた。たどり着いた異国の地で、故郷の料理をどんな思いで食べるのか。
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パキスタンにあるアフガニスタン料理のレストランを訪れる人々を見つめた回です。
アフガニスタンでタリバンが権力を掌握して以来、隣国パキスタンへ多くのアフガニスタン人が難民として逃れてきているということです。
このレストランの客の多くがアフガニスタン人でした。
「プラウ」という肉入り炊き込みごはんを、ほとんどのお客さんが注文して美味しそうに食べていましたが、このプラウはアフガニスタン人にとって欠かせない日常的な料理だということでした。
今回は、いつもの国内ではなく海外での撮影でしたが、たびたびハプニングに見舞われ、文化の違いだったり意思疎通が不十分だったりして、異国で撮影することの難しさがありました。
撮影を続けていくと、パキスタンに逃れてきた人々の中には、仕事に就けず、プラウを食べることもできない人たちもいて、厳しい現実を映していました。それでも、その人たちは希望を持って前に進もうとされていて、異国で生きる人々のたくましさを感じました。