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番組HPより)
今、全国でスーパーの閉店が相次いでいる。それによって買い物に往復1時間かかるなど都心でも“買い物困難者”が増えている。
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全国でスーパーが次々に閉店していることで生じている問題を追った回です。
スーパーの閉店により、日常の買い物が困難になってきる地域が全国で増えているということです。
東京でも、団地住まいの80代女性が、歩きとバスで往復1時間以上かけて、遠くの大型スーパーに通っていて、とても大変そうでした。
遠くまで買い物に行くようになり、食材を運ぶのが負担になり、買う食材の量が減ったそうです。
専門家は、こうした買い物の遠出が負担になって、食事のバランスが崩れて体調を崩す恐れがあり、さらに体調を崩すと、外出することや人と会うことがおっくうになって社会的に孤立するなど、どんどん悪循環になっていくことを懸念されていました。
鳥取県では、今年度、JA系のスーパー17店舗がいっせいに閉店することになり、地域が揺らいでいるということです。
最後に、自治体などの対策として、1台のバスに乗り合わせて買い物に行く買い物バスツアーの運行や、移動販売車の誘致、無人スーパーの設置などが紹介され、今後の取り組みが期待されました。