NHKブラタモリ「つくば~つくばは“日本の姿”をどう解き明かす?~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
「国土地理院」と「産業技術総合研究所(地質調査総合センター)」。地図作りや地質調査を行う2つの施設をタモリさんがブラブラ歩きながら“日本の姿”を解き明かす。

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茨城県つくば市の筑波研究学園都市にある2つの施設、国土地理院と産業技術総合研究所(地質調査総合センター)を訪れた回です。

国土地理院では、実際に地図をどのように作成しているか見せてもらい、興味深かったです。航空機で撮影した空中写真をもとに、図描機を使ってひとつひとつ手作業で描いていましたが、1枚(10キロ四方)を描くのに半年以上かかるそうで、地図作りが好きじゃないと続かない大変な作業だと思いました。

産業技術総合研究所の地質調査総合センターには、100年以上かけて調査してきた日本の地質に関するデータや鉱物・地層の標本が蓄積されているということです。

地質を詳細に調べるために、鉱物を30μm(0.03mm)まで薄くして、その「薄片」を顕微鏡にかけて調査するそうです。その薄片を作るエキスパートの方がいて、手作業で薄くするのですが、回転する研磨機に鉱物の断片をかけて指の感覚を頼りに極限まで薄くして見事でした。
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