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番組HPより)
▽レコードの製造工場に潜入。レコードの溝を彫るエンジニアの緻密な技に迫る。▽大正時代創業の名曲喫茶では、珍しいプレーヤーと巨大スピーカーが、クラシックの極上の響きを奏でる。▽6万枚のレコードを持つコレクターが紹介する、レコードジャケットの楽しみ方。
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再び人気が高まっているというレコードの魅力に迫った回です。
レコードは、デジタルの波におされ一時期は存在が危ぶまれましたが、今その魅力が見直されて、人気が再燃しているそうです。いろいろな視点からその知られざる魅力に迫りました。
横浜市にあるレコード製造会社では、レコードがどのように作られるか紹介がありました。
レコードは、溝に刻まれた波形を針でこすることで空気の振動によって音が鳴るしくみだということです。カッティングエンジニアという専門技師がいて、円い板に溝を彫っていく様子が紹介され、顕微鏡のようなもので見ながら彫り進めていく繊細な作業でした。
東京・渋谷には、大正時代創業のクラシック音楽を流す名曲喫茶があり、古い木の内装に包まれたレトロな雰囲気で居心地良さそうでした。
レコードプレイヤーは50年近く現役で使われているもので、吹き抜けの壁にある巨大なスピーカーからクラシックの音色が響き渡って壮大でした。
レコードジャケットの魅力の紹介もありました。
音楽のジャンルによってデザインの傾向があるのも面白いところだそうです。そのレコードの音楽が、30センチ四方にビジュアルで表現されていて一つのアートで、今の時代のダウンロード音楽にはない魅力を感じました。