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番組HPより)
パワースポットとされ、数々の神話が残る出雲。なぜ、古くから聖地とされるのか?その答えを「古代出雲」に探る!謎の超高層神殿をCG復元。古代海洋交易の実像に迫る。
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古代出雲のさまざまな秘密に迫った回です。
古代出雲には、現在の地形と異なり、穏やかで大きな内海があり、そこが海洋交易ルートとなって繁栄していたと考えられるそうです。
その古代出雲の中心だったのが出雲大社ですが、かつての本殿は今とは全く異なる姿をしていたと考えられていて、番組ではその謎の本殿についてCGで復元を試みました。
現在の本殿は高さ24mですが、昔の本殿は高さが48mあり、その高層階に上がるために長さ108mもの長い階段があったと考えられるそうです。再現されたCGでは、想像の部分もありましたが具体的な姿が描かれていてイメージがよく分かりました。
なぜ高い本殿を作る必要があったのか?
出雲大社がまつっている神様である、地上の国を作りあげたとされる大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)を、神々しく尊く見せるため、高い本殿を築いたと考えられるということです。
当時栄えていた古代出雲の国が、高層神殿を築いて権威を示そうとしたことがうかがえて興味深かったです。