(番組HPより)
世界遺産・法隆寺。危機を乗り越え、「世界最古の木造建築」を受け継いできた人々の奇跡の物語を描く。
---
1400年の長い歴史の中で幾度もあった危機を乗り越え、法隆寺を守り抜いた人々の物語です。
創建時の飛鳥時代、明治、昭和にそれぞれ大きな危機に直面したということで、それら3つのエピソードの紹介がありました。
その中で、明治時代には、西洋から来た新しい文化がもてはやされ、仏教を否定する「廃仏毀釈」の運動が起こり、貴重な寺や仏像が次々と破壊され、法隆寺も存亡の危機に立たされたということです。
そのとき、そうした時代の風潮に抗ったのが岡倉天心で、文化財の保護に奮闘して国を動かし、「国宝」に指定する法律ができたことによって歴史ある建物や宝物が救われたそうで、こうした寺を守ろうとした人々の尽力があって法隆寺が1400年続いてきたことを知りました。