概要(Amazonより)
三谷幸喜脚本による、演劇集団東京サンシャイン・ボーイズの同名舞台を映画化。(当時)日本に陪審員制度があったらという架空の設定を基に、12人の陪審員がある殺人容疑者の判決をめぐって議論を繰り広げるコメディ。
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12人の陪審員が、ある殺人容疑者が有罪か無罪かを議論する物語です。
最初はやる気がなく早く終わらせて帰ろうとするも、しだいに議論が熱を帯びてきて、意見を変える人たちが現れて、有罪と思う人たちが優勢になったり、無罪と思う人たちが優勢になったり二転三転し、最後はしんみりとした静かな感動がありました。ほぼ一室だけで2時間進行するのですが、よく考えられたストーリーで面白かったです。
登場人物たちも個性的で、年齢も性格もバラバラ。オープニングの飲み物を注文するシーンで、その人たちがどんな人かを簡単に知ることができて、うまい登場人物の紹介だと思いました。時間が経過して議論が白熱すると、その人が意外な一面を見せることもあって、登場人物たちが物語を大いに盛り上げていました。