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番組HPより)
朝ドラ・エールでおなじみの作曲家・古関裕而。名曲はどのようにして生まれたのか。日本人を励まし続けたメロディー誕生に迫る。
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昭和を代表する作曲家・古関裕而の生涯をたどりながら、数々の名曲がどのようにして生まれたのか迫った回です。
デビュー当初は、自身の作る曲が当時の暗い世相に合わずヒットせず、売れない音楽家生活が3年余り続いたそうですが、野球の応援歌の作曲を転機に評価されるようになっていったそうです。
そうした応援歌の作曲に長けていて、応援歌が作れるということは軍歌が作れるということで、やがて戦争の時代となり、時代の求めに応じて次々と軍歌を作り出したものの、自分の作った軍歌が人々にもたらした現実に苦しんだということです。
しかし敗戦後、古関の作る曲は今度は、復興へ立ち上がろうとする人々への応援歌となったそうで、平成元年になくなるまでの昭和の時代、人々の背中を押す曲を作り続けた生涯でした。