(
番組HPより)
コロナ禍の冬、仕事や家を失い、所持金が底を尽いた人たちが続出。国の支援制度では支えきれず、困窮する人たちをどう支えるか。瀬戸際のコロナ支援、苦闘の現場に密着。
---
コロナ禍の冬、大阪・豊中市の社会福祉協議会で困窮者の支援をしている女性、勝部麗子さんの現場に密着した回です。
勝部さんは、17年前、全国初のコミュニティソーシャルワーカーになった方で、住民ボランティアと連携しながら、困窮する人々に支援の手を差し伸べてきたそうです。
感染確認から1年のコロナ禍の今冬、1年前までは安定した暮らしをしていたのに、仕事や家を失ったり、日々の食事もままならかったりする人たちが続出しているということです。長年活動してきた勝部さんが、命を助けることをすごく感じた冬だと言っていましたが、コロナ禍の厳しい現実を映していました。
そんな中、勝部さんが窓口に相談に来る人だけでなく、路上生活者など孤立を深めている人のところへ積極的に出向いて困窮者にとことん寄り添おうとして、だれも独りにさせないという強い信念を感じました。