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番組HPより)
北海道の広大な畑作地帯を潤す大河、十勝川。河口部では、畑や牧場の中を縫うよう流れる。
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夏から秋、北海道・十勝川の河口周辺に集まる生きものを見つめた回です。
河口周辺は、畑や牧場が広がる広大な十勝平野を川が縫うように流れ、自然豊かで、野鳥の楽園になっているそうです。
風が遮るものがない十勝平野では、いたる所に人間が植えた防風林が立っていて、そうした防風林の樹上に巣を作って子育てをするアオサギが数多く見られ、食べ物が豊富な水辺と巣づくりに適した高い木がある河口周辺は、アオサギの子育てに最適な場所になっているということでした。
また、秋には渡り鳥が次々と飛来し、その中にはハクガンやシジュウカラガンなど絶滅が心配される鳥もいて、そうした貴重な鳥が見られるのも十勝平野ならではだそうで、多くの鳥たちの命を支える大切な水辺の環境に思われました。