(
番組HPより)
居酒屋やスナック、小料理店やバー。葛飾区立石の路地裏にある“呑んべ横丁”。この8月、70年の歴史に幕を下ろす。みんなどんな思いで最後の日々を過ごしているのか。3日間、カメラを据える。
---
東京・葛飾区立石の路地裏にある「呑んべ横丁」を訪れる人々を見つめた回です。
狭い2本の通路に小さな古い居酒屋が軒を連ねて、昭和の雰囲気を残す素敵な横丁でした。
70年の歴史があり、最盛期には43軒の店が並び、下町労働者の憩いの場としてにぎわっていたそうです。今は10軒ほどが営業していて、多くの人が訪れていました。知らない人でも、居合わせた人どうしで盛り上がって、和気あいあいとした良い雰囲気でした。
そんな横丁が、今年8月、街の再開発で区役所が建つため、無くなってしまうそうです。お客さんや店の女将さんからは、横丁の思い出や惜しむ声が聞かれました。
その中に、元プロボクサーの内藤大助さんもいて、近くにジムがあった縁で20代の頃から通っているということでした。時代の流れでしょうがないと言いながら、最後の日々を噛みしめるように場を盛り上げて楽しまれていたのが印象的でした。