​NHK歴史探偵「本当はスゴい!織田信雄」

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番組HPより)
信長亡き後の織田家を率いた織田信雄を徹底調査!父の覇業を引き継ぎ、天下分け目の決戦では家康の危機を救った驚きの手腕が明らかに!大河で信雄役の浜野謙太さんも登場。

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織田信長の次男、織田信雄(のぶかつ)の実像に迫った回です。

信雄は、長いものに巻かれる小心者というイメージで伝わっていますが、歴史を決定づけるような局面で重要な役割を果たしてきたことが分かってきていて、実はすごい武将だったと考えられるそうです。

その一つが、小牧長久手の戦いの後、秀吉と家康の講和が決裂し、両者の激突が避けられないという時、信雄が仲介役になって2人の間を取り持ったことで、電撃和解したそうです。

この時、信雄の仲介が無かったら、おそらく家康は秀吉に壊滅させられ、江戸時代も無かったと考えられるそうです。


その後、信雄は、秀吉から静岡の方への国替えを命じられますが、野心がなく、故郷の尾張を愛した信雄は、国替えを断ったということです。
すると、それが秀吉の逆鱗に触れて、領地や官職を没収する改易をされ、牢人に転落。流浪の生活を送ることになったそうです。

その後、再び領地を与えられますが、また改易されて再び牢人になり、それからまた復活することを繰り返しながら、織田家を守って存続させたということです。

結果、信雄は73歳まで生き、家康より長く、3代将軍家光の頃まで生きたそうです。父・信長とは違った方法で歴史の重要な役割を担い、波乱万丈な人生を送った人物でした。
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