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番組HPより)
江戸時代に巻き起こった空前の旅ブーム。箱根の関所、橋のない大井川など、東海道の難所を突破し、伊勢を目指す。各地の名産やおもてなしもご紹介。魅力いっぱいの歴史旅。
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江戸時代、庶民の間に巻き起こった旅ブームを調査した回です。
2~3か月の長旅をした人も多くいて、一生に一度の機会、多くの異文化に触れて見聞を広めたいと旅をしていたそうです。
当時のある人の旅日記によると、江戸~伊勢~高野山~金刀比羅宮~厳島神社~京~善光寺~江戸と各地を巡る86日間の長旅をしたということでした。
江戸時代に最も人気のあった旅行先が伊勢で、伊勢神宮に参拝するため多くの人が訪れたそうです。
当時の交通手段の歩きで、番組では実際に、当時と同じ服装と荷物で、江戸から伊勢までのルートの要所要所をわらじを履いて歩いて旅してみました。
1日40キロも歩いた上に、箱根の峠道や関所、大井川の人力横断など、難所がいろいろとあり、簡単な旅ではありませんでしたが、それでも多くの人が旅をしたということで、それだけ異文化に触れたいという思いが強かったのだろうと思いました。