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番組HPより)
カナダ西部、南北1500キロにも連なるカナディアンロッキー。氷河を生み出す大氷原の姿やターコイズブルーに輝く神秘の湖など、氷河地形の全貌をとらえる。
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カナダ・ロッキー山脈に流れる氷河の誕生の秘密に迫った回です。
ロッキー山脈は、山肌を幾つもの氷河が流れる世界有数の氷河の山地で、上空から見ると氷の大河がはるか先まで続いて壮大な景観でした。
この氷河がどのようにして生まれるのか?氷河を登ってその原理を解き明かそうとしました。すると、氷河を登った先には、コロンビア氷原と呼ばれる広大な氷原が広がっていて、ここから流れ出した氷が氷河を生み出しているということです。この氷原は、周りを山々に囲まれた天空の盆地で、大量の雪を受ける受け皿のようになっていて、積もった雪が重みで氷となり、氷原になるということで、氷河の絶景が生まれる仕組みがよく分かりました。
また、氷河の下流をたどっていくと、ターコイズブルーの湖が幾つもありましたが、水がターコイズブルーの色をしているのにも氷河ならではの理由があって幻想的な現象だと思いました。