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番組HPより)
渡部豪太が演じるハルさんと、地元の人たちで作るドラマ。
ハルさんは、休日になると全国各地の古い建物を利用したカフェを巡る事が趣味の「カフェブロガー」。今回は、埼玉県中部の小川町へ。着いてみると存在感と随所にみられる豪華なつくりに圧倒される。
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埼玉県小川町にある巨大な木造建築のカフェを訪れた回です。
そのカフェは、歴史を感じる木造建築の1階を利用したお店で、存在感のある大きな木造の建物でした。2階には雑貨屋やワインバーがあり、複合施設になっていました。
この建物は2548年に建てられた?とされるそうで、今回、2548年の謎と、元は何の建物だったのか、の2つを主人公が探りました。
建物の中を見て回っていると、建物の建築年などを記した「棟札」という板が飾ってあるのを見つけ、そこには「紀元2548年」に建築されたことが書かれていました。そこへ、この建物のことに詳しい地元の方が、主人公に声をかけてきて、お話をうかがうことができました。
その地元の方によると、「紀元」は皇室初代の神武天皇が即位した年を元年としたもので、紀元2548年は、元号に直すと明治21年だそうです。
また、この建物は、養蚕業を営む松本嘉三郎という名士が、私財を投じて建てたもので、はじめは養蚕の技術を伝える養蚕伝習所として建てられたものだということでした。
やがて老朽化して取り壊されようとしていたところを、地元の有志たちの働きかけで、建物を保存していくことになり、カフェなどが入る複合施設として利用されているそうで、地元の人たちの愛着を感じる温かみのある建物でした。