(番組HPより)
忍者の実像に迫る歴史学者・磯田道史さんの現地調査に密着。
人の心を知り、徳川家康の天下取りの舞台裏でも大活躍した、忍者の知られざる姿に迫る。
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甲賀忍者の子孫の家で新たに見つかった古文書などから忍者の実像に迫った回です。
浮かび上がってきた忍者の実像は、一般に知られるいろいろな忍術を使うイメージとは違って、タイトルにもあるヒトの心に忍び込むようなイメージの活動が主で、正体を伏せてさまざまな場で活動していたことが想像されました。
徳川家康も早くから甲賀忍者を起用し、天下を取ることができたのには忍者の存在が大きかったということでした。
しかし、江戸時代になって平和になるにつれ、忍者の出番は次第になくなり過去のものになっていったそうです。
その当時書かれたこの古文書は、忍者の存在を残したいという思いから書かれたと考えられるそうで、その思いが通じるように今日、忍者が忘れられることなく世界で知られる存在になっているのはよかったと思いました。