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番組HPより)
札幌市のはずれにかけて広がる野幌森林公園。冬、市民がスノーシューを楽しむ傍らには、生きものたちの暮らす様子が雪面に刻まれている。雪の公園に暮らす生きものたちの痕跡をひもとく。
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冬、札幌市の東部に広がる野幌森林公園に息づく生きものたちを見つめた回です。
市街地のすぐそばにある広大な森林には、多くの生きものたちが人知れず暮らしていました。
雪についた足跡など痕跡をたどることで、キタキツネやエゾユキウサギ、エゾシカなど、冬の公園での動物たちの暮らしを垣間見ることができました。
立ち枯れた木には、日本最大のキツツキ、クマゲラが見られました。
クマゲラは、まるで丸木船のような縦長の大きな穴をほることから、「船をほる鳥」とも呼ばれているそうです。
この1羽も、木の幹を盛んにつついて縦長の大きな穴をほって、食べ物となる虫を探して、人の暮らしのすぐそばで、厳しい冬をたくましく生きる動物たちの姿がありました。