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番組HPより)
お堀に海の魚?巨大な海城・高松城は香川県・高松市をどう発展させたのか?その秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす
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香川県高松市を訪れ、高松城が町の発展に大きく関わっているということで、その秘密を解き明かした回です。
高松城は、海のすぐそばにあり、お堀の水に海水を取り込んだ「海城」だということです。お堀にはある海の魚が泳いでいて、エサやり体験ができてユニークでした。天守は現在なく、明治時代に老朽化で解体されたためでしたが、かつては四国一の大きさだったそうです。
城内には井戸がありましたが、海の近くなのに真水が出て、この真水が町の発展に関係していました。
なぜ海の近くなのに真水が出るのか?
ある地形地質が関係していて、高松の場合、それが特殊な形をしていましたが、まるで地形図を見て配置したかのようにその地形の延長線上に高松城が位置していて、昔の人が土地をよく知っていることに感心しました。
また江戸時代、この真水を効率的に利用するため、ある仕組みが整備され、その仕組みにしたのが全国でも高松が最初だったそうで、進んだ取り組みをしていた町でした。
高松城が現在も海のそばにあるというのも、ポイントの一つだそうです。通常はこうした海に面した城は、その後、周りが埋め立てられてしまうそうですが、高松の場合、ほとんど埋め立てられず、江戸時代からずっと城が海のそばのままで、珍しい特徴だそうです。
その理由は、城の港が現在までずっと使われてきたためで、交通の要衝として変わらずにそこにあり、町の発展の原動力になったことがよく分かりました。