(番組HPより)
青森県の弘前城。戦国~江戸時代の築城当時の状態を、ほぼそのまま今に伝える貴重な城だ。現在、天守をまるごと移動する「曳屋(ひきや)」修理が進む中、秘められた構造や「堅固な城」としての側面が明らかになってきた。北の名城の、当時の国際情勢にもつながる壮大な秘話を紹介する。
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青森・弘前城を巡る秘話を紹介した回です。
かたい守りが特徴のお城で、ある勢力に備えるため、青森に堅固な城が築かれたそうです。
その後、一度焼失し、弘前藩は幕府に天守の再建を願い出るも断られますが、やがて国際情勢が変化し、海外からの脅威に直面したことをきっかけに、天守を再建することができたということです。
弘前藩がなぜ天守を再建したかったか、じつは国際情勢とは別の理由があり、それは弘前藩がその立地からある過酷な任務を負っていたためだったそうで、新しく再建された天守の位置や天守台の構造などから、いかに再建が悲願だったのかが感じられました。