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番組HPより)
南米最果ての地・パタゴニアの最強ネコ科ハンター、ピューマ。
暴風で草も木も生えにくい過酷な荒野を生き抜くために繰り出す狩りの秘策「だるまさんが転んだ」作戦とは!?
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南米パタゴニアに生息するピューマの暮らしに迫った回です。
南米最果ての地のパタゴニアは、もっとも過酷な場所のひとつで、氷点下にならないのは夏の3か月だけ。一年中強い風が吹くため、風の大地とも言われるそうです。
獲物の少ないこの地でピューマが狙うのが、ラクダの仲間グアナコですが、グアナコはピューマの倍もある大きさな上、用心深いため、できるだけ接近してから捕まえる必要がありました。
しかし、強い風が吹くパダゴニアは、草や木が育ちにくく、見通しのきく荒野のため獲物に気づかれやすく、狩りは簡単ではありませんでした。
そこで、パダゴニアのピューマが編み出した作戦が、グアナコが地面を向いて草をはんでいる食事中のときに近づき、顔をあげると動きをストップして、徐々に接近する方法で、まさに「だるまさんが転んだ」のように近づくユニークな狩りでした。
番組では、母親と2匹のきょうだいの子どもたちの親子に密着。
最果てのハンターとして、過酷な環境をしたたかにたくましく生きる親子の姿が感動的でした。