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番組HPより)
アフリカ大陸東部の「アファール三角地帯」にあるジブチ共和国は、
1日の最高気温が年平均で34.5度、月によっては50度近くまで上がるという「世界一暑い国」。冷房などもまだ普及していないこの地で、人はどのように暮らしているのか。(初回放送:2011年)
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再放送を視聴。
世界で一番暑い土地とされるアフリカ・ジブチ共和国を俳優・大高洋夫さんが訪れ、そこでの生活を体験した番組です。
灼熱の太陽が容赦なく照りつけ、ジリジリとくる逃げ場がないような暑さに、大高さんがヒーヒー言いながら頻繁に水を飲んでいて本当に暑そうでした。
そこで暮らす人々は、昼間はできるだけ外に出ないようにして過ごしていて、首都なのに扉が全部閉まって人影がなく、ゴーストタウンのようでした。生活の中心は太陽が沈んだ後で、人々が夜の町に出てきて活気を呈していました。
特に訪れた時は、年1回の断食の月、ラマダンの時期で、信仰をもつ人々は1か月間、日のあるうちは食事も水もとることが禁じられていて、日中は暑いうえに水も飲めず大変そうでしたが、ラマダンが明けた時は町全体が喜びに包まれて、人々が充実感のある表情をしていたのが印象的でした。