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番組HPより)
19歳で家出。その後、お笑いの世界で人生を切り開いたあさこ。意志の強さは先祖譲り!?
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お笑い芸人、いとうあさこさんの家族の歴史をたどった回です。
父方・伊藤家の曽祖父は、明治時代、かの渋沢栄一に、彼が設立に関わった日本煉瓦製造株式会社に招かれ、初代営業部長を務めた人だったそうです。養子の祖父は、大手銀行の秘書課長に。父も同じ銀行員の道を歩み、大手銀行の取締役だったそうで、立派な家柄でした。
母方の田嶋家は、江戸中期から8代に渡って浅草・東本願寺につかえた寺侍でしたが、ある出来事をきっかけにお役御免になり、貧乏暮らしに。曽祖父は、貧乏ならば発明で勝負しようと、失敗を繰り返しながらも果敢に挑戦したそうです。
そのチャレンジ精神を受け継いだ祖父は、スチールサッシを日本で最初に製造した方で、スチール家具も製造販売し、成功を収めたということです。
そんな両家の長女あさこさんは、東京都内の一等地に住み、庭にプールやビリヤード小屋があるなど、お嬢様暮らしだったそうです。
長男は東大法学部に入り、両親はあさこさんと妹にも期待していましたが、娘たちは将来を巡って親とすれ違い、姉妹は両親に黙って家出し、三畳一間のアパートで暮らしとなり、生活は一変したということです。
のちに両親と姉妹は距離を置いたことで互いを理解するようになったそうですが、あさこさんは実家には戻らずアルバイトをしながらお笑いの世界へ挑戦し、その道へ進んだそうです。
あさこさんが、自分が決めたらそれを押し通す我の強さは先祖譲りかもと笑って話されて、特に母方の影響が強いのだろうと思いました。