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番組HPより)
魔法の調味料「塩」。国の重要無形民俗文化財、奈良時代から受け継がれる石川県奥能登の製塩法、先人の知恵が結集した匠の技。
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塩の奥深い世界を紹介した回です。
最初に、世界から集めた1800種類の塩のコレクションを有する方が、塩の魅力を紹介してくれました。透き通る水晶のような塩から火山で赤くなった塩、粒子の細かいものや粗いもの、結晶の形もさまざまで、全部個性が違うということでした。塩の塊「岩塩」には、いろいろな色があって美しく、まさに食べられる宝石でした。
石川県奥能登では、日本で唯一1000年以上続く塩の伝統製法「揚げ浜式製塩」が行われていました。塩職人が、海水をくみ上げ、塩田に海水をまいて作る伝統の製法で、「潮くみ3年 塩まき10年」と呼ばれる職人の技が受け継がれていました。
高知県田野町には、オーダーメイドで塩を作っている方もいました。
イワシ、バラの花びら、ナッツなど様々なものから出し汁をとった変わり種の塩を作ることに情熱を注がれていて、塩の無限の可能性を感じる面白い取り組みだと思いました。