NHKブラタモリ「登別温泉~なぜ登別温泉は“いい湯だな”?~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
今回の舞台は登別温泉。名曲「いい湯だな」にも登場する登別が日本屈指の人気温泉地となった秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。

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北海道の登別温泉を訪れ、お題を解き明かした回です。

通りの長さが1キロメートルほどしかない小さな温泉街ですが、ラジウム和泉、硫黄泉、鉄泉など、全部で9種類もの泉質が出て、いろんな泉質を楽しめるそうです。

なぜいろんな泉質が出るのか?ここは「爆裂火口」という火山活動でできた場所で、地下に縦横無尽に亀裂が入っていて、温水の通り道が幾つもあるということです。それぞれ通り道で周りのミネラルが異なり、温水がそのミネラルを取り込んで通り道を通って湧き出るため、泉質が多様だということでした。

多様な泉質を楽しめるだけでなく、川そのものが温泉で足湯ができる珍しい温泉の川があったり、日本最大規模の温泉の湖があったり、楽しみどころがたくさんあって、人気温泉地なのがよく分かりました。

また、人気温泉地であり続ける理由に、クマ牧場も一役買っているそうです。このクマ牧場ができた経緯が、日本一まるい湖・倶多楽湖(くったらこ)の展望台のためにロープウェイをつくりましたが、雲や霧が多い地域で景色を楽しめず、運営会社が1958年にクマ牧場をつくったということで、意外な理由でした。
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