（番組HPより）
神奈川県南西部、相模湾に突き出した真鶴半島。黒潮が沖を流れる海は温暖で、たくさんの魚たちが集まる。多種多様な魚たちが集まる真鶴半島の海を訪ねる。

－－－
神奈川県、真鶴半島（まなづるはんとう）の海に集まる生きものたちを見つめた回です。

黒潮が沖を流れているため温暖な海で、たくさんの魚たちが集まっていました。アカカマスやカタクチイワシの群れ、ネコザメやウツボなどさまざまで、また黒潮に乗ってやって来る季節来遊漁には、コンゴウフグなど変わった姿をしたものやカラフルな模様のものもいて、個性豊かな魚が見られました。

また、冬の水温が１年で最も下がる頃になると、深海に生息するキアンコウが現れて、砂の中にじっと潜んで獲物を待つ姿がありました。ふだんは水深数百メートルの深海に暮らしますが、この時期、繁殖のために真鶴半島沿岸の浅い海にやってくるそうです。

こうした深海にすむ魚にとっても大切な場所になっているなど、多種多様な魚を支える豊かな海でした。