概要(Amazonより)
ソ連の暗号解読機“レクター”を引き渡すことを条件に、イギリスに亡命を望む謎の女、タチアナがボンドに接触。しかしその陰には世界的な犯罪組織“スペクター”の恐るべき陰謀があった……。
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007シリーズ第2弾。1963年の映画です。
英国諜報部の主人公ジェームズ・ボンドが、ヒロインのソ連諜報部の女性と協力して、レクターと呼ばれるソ連の暗号解読機をイギリスに運ぶ任務を遂行する物語です。
タイトルにロシアと付くものの、主な舞台はトルコ・イスタンブールでしたが、異国情緒あふれる雰囲気がよかったです。そこからオリエント急行の列車に乗ってイギリスへ向かって、旅情も感じられる作品でした。
美しいヒロインをはじめ、個性的な登場人物たちがいろいろ登場して物語を盛り上げていました。ヒロインの上司であるソ連諜報部作戦部長の女性が、じつは悪の秘密結社スペクターの幹部で、小柄ですが存在感がありました。
ボンドは、スペクターの罠だと知りながら相手の計画に乗っかり、任務を遂行しようとします。列車内での強敵との対決したり、アクションを交えながらスリリングに物語が進んで面白かったです。