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番組HPより)
沖縄・石垣島の北端にある島民20人の集落「久宇良(くうら)」。
ここで今、集落の自然を使い、地域を活性化する取り組みが続いている。少数集落のあるべき姿を見つめる。
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再放送を視聴。
沖縄・石垣島の久宇良(くうら)集落で、地域を活性化させるために取り組む人々に出会った旅です。
1人は星空ツアーを運営している久宇良出身の男性でした。
その方は、小さい頃に見た、ふと見上げた空に天の川が広がっている光景が脳裏に焼きついていて、このツアーを始めたということです。
ツアーの日、参加者たちは牧草地に設けたハンモックに寝ながら鑑賞し、空にはびっしりと散りばめられた星空が広がっていてとてもきれいでした。
もう1人は、17年前に久宇良に移住し、サバニという沖縄伝統の木造船を作っている船大工の男性でした。
知り合った船大工をしていた方が高齢になってサバニ作りを止めると言い、居ても立っても居られなくなり、弟子入りして船大工になったということです。
まったく金属を使わずに組み上げるもので、高い技術とセンスがを要し、はじめの頃は思ったように作れず苦労したそうですが、今は船作りが面白くてしょうがないと話されていました。東京出身の方でしたが、すっかりこの集落の人になっているという感じでした。
小さな集落に残る貴重な自然や伝統をちゃんと意識して守ろうとし、それを活かして集落を活気づけようと取り組まれていて良いなと思いました。