(番組HPより)
新市街と旧市街がともに世界遺産になったモロッコの首都ラバト。それぞれの街の特徴が浮き出る「通り」を旅してバラエティー豊かな都市の魅力と人々の町への愛着を伝える。
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世界遺産、モロッコの首都ラバトの街の魅力を紹介した回です。
旧市街と新市街、その両方が合わさって世界遺産になった街で、大変珍しい例だということです。
メディナとも呼ばれる旧市街は、17世紀にアラブ人が築いた街で、アラブ文化の伝統が脈々と受け継がれているそうです。メイン通りは、所せましとお店が並んで多くの人でにぎわっていて、毎日がお祭りのようでした。
その一方で、職人通りと呼ばれる静かな通りもあり、そこではモロッコ伝統の工芸品や民芸品のアトリエを兼ねたお店が並び、奥のアトリエで職人が作品作りをする姿があって、街の奥深さが感じられました。
新市街は20世紀前半、モロッコを統治していたフランス人がつくった計画都市で、近代ヨーロッパ建築が区画に沿って整然と並んだしゃれた街並みでした。
旧市街と新市街は、建物や通りの風景、お店まで対照的で、まったく違う表情をしていて、それぞれの違いが互いを引き立て合っている魅惑的な街だと思いました。