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番組HPより)
生きものたちが編み出したスゴい“新ワザ”を大特集!実はその背景には、思いもよらない複雑な事情があったんです。スゴ技誕生の謎に迫る。
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生きものたちが新たに始めたスゴ技の裏事情に迫った回です。
タイのあるもので歯磨きするサルや、スペインの陸上の獲物を狩るナマズなど、世界のいろいろな動物が最近使うようになった驚きの技の紹介がありました。
スリランカのゾウは、開発により居場所が減少し、ゴミ処理場に集まるようになったということです。ゾウたちがゴミの中から食べられるものを探すという技で、長い鼻を使ってビニール袋の中も入念にチェックしてとても器用でしたが、悲しい光景でした。
逆に、新技が見られなくなった動物もいて、南アフリカの海にいたホオジロザメは、海面から豪快にジャンプして獲物を狩る技が目撃されていましたが、2018年以降まったく見られなくなったということです。
その裏には、サメの獲物を、人間が度重なり乱獲してきたことが関係していて、人間に翻弄され続けてきた歴史がありました。
紹介されたどの新技も、背景に人間の影響による環境の変化が深く関係していて、またその環境が今も変化し続けていて考えさせられました。