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番組HPより)
NHKスペシャル「恐竜超世界2」とコラボSP。迫力のVFXで太古の恐竜世界をたっぷりとご紹介!
最新研究から見えてきた恐竜絶滅の“新たなシナリオ”にも迫っていく。
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最新研究から見えたきた恐竜世界の姿を紹介した回です。
世界の恐竜がCGで再現して紹介され、リアルで迫力がありました。
ティラノサウルスをはじめ、尻尾に巨大なハンマーを持つアンキロサウルス、全長35mもある超巨大恐竜プエルタサウルスなど、姿かたちはさまざまで、多様な進化を遂げて繁栄していたことが分かりました。
そんな地球の王者として君臨していた恐竜たちが、6600年前、地球に直径10キロの巨大隕石がメキシコ沖に衝突して、絶滅したと考えられていました。
隕石の衝突はすさまじく、激しい爆風、巨大な津波、森林火災、地球規模の寒冷化が起こったということです。
このうち、地球規模の寒冷化は、「衝突の冬」と呼ばれ、短くて数か月、長ければ10年ほど続いたと考えられ、爬虫類の一種である恐竜はこれで致命的な打撃を受けたと考えられるそうです。
その原因は、衝突で巻き上げられた小さなチリが、地球に落下することなく空を漂い続け、そしてそれが太陽光を遮り続けた結果、大地が冷え込んで気温が約20℃下がったとみられていて、絶滅の決定打になったと考えられていました。
ところが、最新研究から「恐竜たちの中には隕石衝突後の災害の乗り越え、世代交代をしながら生き延びていた者がいたのではないか」という説を唱える研究者が増えているそうです。
長い冬が続いても過酷な環境を生き延びる恐竜たちがいた可能性があり、まだ議論は続いている状況だということですが、太古の浪漫を感じるお話でした。