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番組HPより)
俳優・永山絢斗が絶景を求めて大分県国東半島のロングトレイルコースを歩く。もともとは僧侶たちによる厳しい修行の道。旅の道中では、日本の原風景ともいえる大自然に触れながら、多くの寺院や祈りの場を訪れる。
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俳優の永山絢斗さんが、初冬、大分県国東半島のロングトレイルコースを歩いた旅番組です。
国東半島では、古くから山岳信仰が栄え、今も僧侶たちの厳しい修行が続けられていて、その修験の道をもとにしたロングトレイルコースだそうです。深い森の中を通ったり、急な坂道を上ったり、きつそうなコースでしたが、楽しんで山登りをされていました。
道中には史跡や寺院が幾つもあり、崖に彫られた巨大な仏様「熊野磨崖仏」や、国宝の大堂がある「富貴寺(ふきじ)」などを巡りながら、自然豊かなコースを進みました。
また、旅で出会った人々の中には、住職やガイドの方などで移住してきたという方が何人かいて、お話をうかがいその人生に触れ、ふだんは東京のせわしない中で暮らす永山さんにとって考えるものがあったようでした。
旅の終盤、「中山仙境」という最難関とされるコースに挑み、急な岩場が続く場所を一本の鎖を頼りに登って、そして一番高い場所に到達し、そこからの眺めが独特の起伏に富んだ地形の景観で壮大でした。
最後に訪れた千燈寺というお寺の跡には、黄葉のじゅうたんに一対の仁王像だけが門のように立っていて印象的でした。